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【やまざくら通信】木曽福島水めぐり

木曽福島は、木曽川沿いにつくられた町ですが、川は深い谷底を流れていて、その水を使うのは困難でした。そのため、昔から人々は、山から水を引き、また湧水や井戸水を利用して生活してきました。 水のある風景やその恵みを探してみましょう。

川に迫って立ち並ぶ家々。 川は、日々違った色に見える 。春の雪解け水は、不思議なエメラルドグリーン色。

御嶽山と中央アルプ スの2つの山系が育む水に恵まれて、水 道水もミネラルウォー ターに負けない美味しさです。

木曽の水で淹れたお茶やコーヒー、 夏のかき氷の味は格別。

水の道を辿って

街々を潤す水のルーツを水音を頼りに探ってみました

城山の沢水・湧水

木曽川西岸御嶽山側の城山からの水

権現沢の権現滝


代官屋敷にも引かれた

上町・本町の井戸水

宿場のあった上町・本町は前に木曽川、後ろに関山が控え、井戸水に恵まれていた。

関山湧水

木曽川東岸木曽 駒ケ岳側の関山 からの水


関所下の石垣にある横井戸


木曽川をパイプで渡して対岸の街へ

上の段用水

戦国時代に上の段に八沢川から水を引いたのが始まり

水無神社下、神田橋にある取水口(左の水路が、上の段用水へ)

関山の中腹を地中の管で運ばれます

上の段、大通寺前の水路へ

田ぐち横の池などへと分かれていきます

美味しいものを育む美味しい水

銘酒は名水の湧く場所に生まれる

御嶽街道沿いにある中善酒造では、江戸末期から店向かいにある横井戸の天然水で酒造りをしてきました。

代々守られてきた横井戸

軟水でスッキリと純粋な味わいの水がすべての工程に使われ、 後味の良いまろやかな酒ができます。

厳寒の中行われる「洗米」。品質の良い日本酒を造るための第一歩は「洗米」です。片手にストップウォッチを持ち、秒単位での限定吸水です。

日本酒は水と米が主原料で、 成分の80%が水です。おいしいお酒をつくるためには、何より良い米と良い酒が必要 不可欠。お米の品質も水に左右されますから、日本酒のおいしさの真髄は、水のおいしさであるとも言えます。

絶品豆腐ここにあり

昭和初期9軒あった豆腐屋の中で 唯一残る上町の田中屋豆腐店。 その井戸水は年間を通じて水温13度を保ち、抜群の透明度。


軟水でミネラルが豊富な甘みのある水 で作る豆腐は、にがりが少なくて済み、豆の旨み・甘味が生きている。

できたての熱いとうふは冷水でしめられていく。

うなぎとイワナどちらも美味しくなります

冬も凍ることのない地下水は、魚たちにとっても最高の住み心地です。

木曽駒ケ岳の湧水で育つ 純系のヤマトイワナ

取材協力: 長野県水産試験場木曽試験地

上町にある鳥鍵の名物うなぎ

店の奥にある井戸水の池

水場百景

上の段高札場


レトロな水力発電所

中畑の水場: きれいに手入れされている


新町関山湧水:飲める水質をキープ

青木町: 常に水が流れている音が心地よい

川へと降りていく小道は 川道”と呼ばれた

水神様が祀られている


大火の後、消火栓が整えられた

木曽へようこそ! やまざくら通信は、木曽を愛する「グループやまざくら」のメンバーが、編集・発行しています。
木曽の文化や暮らしのことなどをお伝えします! MAIL:moriya-y-k@ja2.so-net.ne.jp (森谷)

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